バランスの良い食事ってなに?
こんにちは。ヘルスコーチのデイビスみなこです。
今日は「バランスの良い食事」についてまとめます
「バランスよく食べましょう」ってよく聞くけど「バランスがいい」ってどういうことか正直分からなくないですか?
そんなとき私がおすすめするのは、ハーバード大学提唱のヘルシーイーティングプレートを参考にすることです
それを私が日本語訳したものが下の図です
毎食のメニューを一皿に例えて、図のような対比にするとバランスが取りやすいというものです。
一つずつ説明していきます。
全粒穀物
割合:全体の4分の1弱
主食(炭水化物)は、全体の4分の1弱に当たります。
白米や白食パン、パスタなどの精製された炭水化物より、玄米、胚芽米、雑穀、全粒粉などの、いわゆる「茶色い炭水化物」がおすすめ。
ちなみに、ジャガイモやサツマイモなどの芋類も炭水化物に含まれます。
ポテトサラダなど、芋類を使ったおかずがあるときは主食の量を調整しましょう。
タンパク質
割合:全体の4分の1強
魚、鶏肉、豆、ナッツなどタンパク質が豊富な食材を、毎食時にとります。
赤身肉やチーズは食べても良いけど、食べすぎると肥満の原因になるので適量に。
ソーセージやベーコンなどの加工肉は、添加物が多いのでできるだけ控えると体には優しいです。
野菜(と果物)
割合:全体の2分の1
いろんな色や種類のものを食べましょう。
「虹色を食べよう」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、赤、緑、オレンジ、黄色、青(紫)など、いろんな色を野菜と果物で摂るようにすると、あらゆる栄養素が摂れます。
果物は糖質が多いため、食べ過ぎは良くありません。
「朝の果物は金」というように、朝食に足したり、おやつとして食べるくらいがちょうどいいでしょう。
良い油
新鮮な油をいつもの調理に使いましょう。
オメガ9系である米油やオリーブオイルは、加熱にもOKで使いやすくておすすめです。
オメガ3が豊富であるエゴマ油や亜麻仁油などは、サラダにかけるなど生で食べるにはとても良いですが、酸化しやすいので加熱には使えません。
冷暗所で保管し、開封後は1ヶ月ほどで使い切るようにしましょう。
一方、多くの加工食品に含まれるマーガリンやショートニング、食物油などはトランス脂肪酸が含まれており、体にはあまり良くないので極力避けれるといいですね。
まとめ
今日は「バランスの良い食事法」の一つをご紹介しました。
このプレートを、毎食完璧に再現する必要はありません。
用意した食事を見て、例えば「野菜がないからレタスを足してみよう」など10%でもこの図に近づけるよう工夫してみましょう。
ストレスなく続けられることが、健康になるための大きな秘訣です。