運動が続かないのは真っ当な理由がある

運動をしなきゃと思っているのに、なかなか行動に移せなくて「自分はなんてダメなんだろう」と反省してしまうことはありますか?

それはあなたの意思が弱いなどという理由ではありません。

今日は「モチベーショナル・インタビュー」という、アメリカ発のカウンセリング手法でよく使われるテクニックを用いて、あなたが運動を続けられるためのヒントをご紹介します。

運動が続けられない理由

運動しようと思うのに、行動に移せない人は、頭の中で運動をするべき理由というのは理解しています。

それなのになぜ行動に表すことができないかというと、「運動した方がいい」と思っているのと同時に、運動をすることにより生じるデメリットも、頭の中に存在しているからなのです。

さらに、この状況下にいる人は、運動をするメリットが運動をするデメリットを上回ると、自分の中で判断していない。

そのため行動に移せない、または移せても継続できないという仕組みになっているのです。

運動をするデメリットの例

運動をするデメリットとは例えばこんなことが挙げられます。

睡眠や仕事の時間が減る
その後疲れる
外が寒い
着替える手間がかかる

など、挙げられるものは人によって様々です。

これらのデメリットを総合したものが、あなたの真っ当な「運動しない理由」なのです

「運動するメリット」が「運動するデメリット」より上回ると、頭と心で納得できた時、初めて人は行動に移せます。

運動のメリットを理解する方法

では運動のメリットを心の底から感じるにはどうしたらいいでしょうか。

今日は「モチベーショナル・インタビュー」で用いられる、矛盾を測定するワークをご紹介します。

5分あれば終わるので、紙とペンを用意して、一緒にやってみましょう。

STEP①

「運動するメリット」と「運動するデメリット」をそれぞれ書き出してみましょう。

書き出すことで頭が整理され両者の認識が高まります。

STEP②

両者の理由に総合点数をつけて、どちらを優先すべきか比べてみましょう。

運動するメリットの方が点数が高くでた方は、やる気が少し高まっているはずです。

熱が冷めないうちに、さっそく行動に移しましょう。

STEP③

デメリットの方が点数が高い人は、行動を起こす心の準備ができていません。

または、行動を起こせたとしても、継続できずにやめてしまう可能性が高いです。

そんな方は、書き出したデメリットの対処法はないか、一つ一つ考えて対策を練ってみましょう。

そうすることで、新たな視点が生まれ、次に起こすべき行動がわかりやすくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

こちらは運動以外にも、習慣を変える際の様々なケースで使える手法なので、ぜひいろいろな場面でご活用ください。

効果がありました!効果がなかった!など感想を教えてください。

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