疲れてるのに無理することの代償は大きい
「疲れたときは、体の声を聞いて休みなさい」とよく言うけれど、「休む」ことと「怠ける」ことの境界線を自分の中で判断するのはとても難しい、と昔からずっと思っていました。
(2年前のnoteでも「体の声を聴くことの難しさ」について語っていました )
でも最近、疲れたと感じたら、意識的に休憩を挟むようにしていたら、休むべきタイミングがはっきり分かるようになりました。
さらに、休むことによって得られるメリットも体感でき、以前のように罪悪感を持つことが減ったのです。
疲れてるときに無理することで生じるデメリット
疲れている体に鞭を打ち、働き続けると、生産性が落ちるのはもちろん、自律神経に大きな負担がかかります。
自律神経とは、体の機能を正常に整えてくれる神経のことで、乱れると、頭痛、便秘、倦怠感、不眠、気分の低下など様々な不調を引き起こします。
それらが悪化すると、もっと深刻な症状に発展してしまう恐れがあるのです。
つまり、体を酷使しつづけることは、目の前の仕事を終わらせるためには有効かもしれませんが、長期的にみるとデメリットが大きいのです。
休憩することで得られるメリット
疲れている時にちゃんと休めるようになると、こんなメリットがあります。
- 不調の改善と予防
- 集中力が高まり、パフォーマンスが向上する
- 気持ちの焦りがなくなる
- ポジティブな気持ちで仕事に取り組める
- やる気が継続しやすい
効果的な休み方
休憩を挟むといっても、何時間も昼寝をしなさい、というわけではありません。
日常的に十分な睡眠が取れて、生活習慣が整っている人なら、5分〜15分の仮眠や、軽いストレッチで体も頭もかなりリフレッシュできます。
ポモドーロ・テクニックと呼ばれる「25分仕事に集中したら5分休む」という時間管理法を使うのもよいでしょう。
ちなみに、パソコン作業など、目や頭を使う作業で疲れた場合に、休憩でスマホをチェックするのは疲れを増幅させます。
スマホのチェックは1分くらいでささっと終わらせ、伸びをしながら深呼吸をしたり、肩を回したり、窓の外をのんびり眺めたりして頭を休めるが効率的です。
一方、肉体が疲れているときは、可能ならゴロンと横になって数分の仮眠をするのがおすすめ。
出先などでそれができないときは、リラックスできる場所に座り、ぼーっと遠くを眺めるなどもよいでしょう。
最近がんばりすぎてたかも、という方は、ぜひ積極的に体を休ませるようにして、何か気持ちや体の変化があるか試してみてくださいね!
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